「 ダイニングチェア 」

about :

自立座位保持を意識し、食事時の姿勢乱れを抑制しつつ、
長時間でもおしりが痛くならないよう配慮しました。

ご覧のとおり背もたれは直立型。これにより姿勢の後傾を防ぐ狙いです。
座面にはエラストメリックを採用し、坐骨結節や尾骨などの骨突起の
底付き感を抑えました。
エラストメリックと上部の高弾力性フォームとの相乗効果により、
体圧分散性と支持性の両立を図りました。
おしりのしびれから発生する姿勢の崩れをこの椅子で
制御できるか、実験的意図もあります。

ちなみにお客様はケアマネジャー。高齢者の座位姿勢の崩れによる
嚥下障害も実際にご覧になられているので、姿勢制御に配慮しました。